今日は、「クラス会議で子どもが変わる」という書籍をテーマに、その感想や学級での実践についてまとめてあります。
とても参考になりましたークラス会議やってみたいですー!
今回の本について
アマゾンでも購入できますが定価でなくて少し高くて、こちらヒューマンギルドで購入しました。
クラス会議って?
「クラス会議」は、アドラー心理学に基づいた学級経営として「クラス会議で子どもが 変わる」(ジェーン・ネルセン、リン・ロットら著、諸富祥彦監修、会沢信彦訳、コスモス ライブラリー、2000年)で日本に紹介されたものである。 毎日短時間のシンプルな活動を継続することによって、共同体感覚やライフスキルを育てることができる。
https://jasce.jp/conf11/program/22.pdf
なるほど!アドラー心理学を学級経営に取り入れたんやなー
クラス会議は、教室におけるポジティブディシプリンの手法ってことやな
ポジティブ・ディシプリンは、「このような時にはこうすればよい」というハウ・ツーとは異なり養育者自らが、子どもに教えるより良いアプローチを見出すための「考え方」を提案しています。放任主義の子育てではありませんし、罰による方法でもありません。子どもの自立と生涯必要とされる力を伸ばすための、長期的な視野に基づく子育てを目指します。https://www.pdepc.com/about
教室ではこんな感じ
教室では、毎日10分、クラスみんなで輪になる、というところから実践しようとしています。ただ、毎日どのタイミングで10分の時間をとると良いか考え中で・・・。朝の会をクラス会議に変換しようと計画していますが、なかなか実行に移せずしまいですね。
やりたい気持ちはやまやまやねんけんどなー
今のところは、1週間に1回程度、学活の時間にクラス会議の時間をとっていて、振り返りジャーナルの中でも、肯定的で前向きなコメントが多く、手応え的は良いなっていう感じです。
現段階では、自己開示や傾聴のスキルトレーニング・コンプリメントと感謝の言葉のトレーニングに力を入れていて、繰り返し続けています。
教育技術のサイトに参考になるページがあったのでリンクを貼っておきますね。
どんなところがいいと思ったの?
第一章で、ポジティブディシプリンの目指すものについて解説されていて、アドラー心理学で作ろうとする学級の基本的理念にも触れられていました。
この章で印象に残っているフレーズは、
本当はあなたは生徒にどのようにして欲しいですか?
子どもたちが社会のメンバーとして幸福で、貢献できるためには、どのような資質やスキルが必要だと思いますか?
という問いです。
このフレーズを見てどのように感じますか?子どもたちはどのような資質やスキルが必要なのでしょうか?
個人的には、責任感、幸せになる力、コミュケーション力などなどが思い浮かびました。
そして、次の問いです。
それでは、子どもたちがこの大事なスキルを伸ばすことを援助する時間が取れないということを、どのように説明したら良いですか?
教師として、子どもたちが経験する社会的、学業的、そして生活上のスキルを、教室ではどのように身につけさせているのか考えさせられました。
自分自身の感情を理解したり、コントロールしたりすることや、他者との関係についてのスキル。責任を持つことや、適切な価値観によって状況を評価する能力など、学ぶ場を提供していくのって大切ですよね。
2030 Learning Framweworkや新しい学習指導要領でも、主体的対話的な学びがキーワードになっていて、アクティブラーニングの実践が必要ってなっています。
この辺りのをクリアにしていくためにも、クラス会議って有効かもと思いました。
まとめ
- クラス会議で、子どもは変わりそう!
- 毎日10分で、子どもたちのライフスキルを育てたい!
- 教師は万能選手でなくて良い、コントローラーを子どもたちに渡そう!
VUCA時代。問題解決していく力いるなー!
おわりに
クラス会議を教えてくれた、たいち先生@trown18と一尾先生に感謝です。実践についても手応えもあるところなので、また報告させてくださいね。アドラー心理学を学級に取り入れてみます。このあたりに価値を感じるかは・・・どうでしょうか?参考にしてください!
クラス会議について勉強したらしいな?どんな感じ?